「焦燥感」の研究 その2

なぜ、そんなにこまかく調べる必要があるのか?

さて、私のブログでは「自分は悩みを抱えている時に胃の裏に焼け付き感を感じる」ということを「心理描写学研究所の目的」をはじめ、色々な記事でこれまでもさんざん書いてきているし、さらに今回「胃の裏の劇薬入りのスポンジ」のこまかい座標までもを調べました。
私は、そうした生理の描写を研究をすることは世の中のメンタルヘルスを全般的に善導するために重要なテーマであると考えているのです。

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「焦燥感の表現」募集フォーム

こちらの投稿フォームでは「人間が悩みを抱えている時に『お腹から上の内臓に感じる心理的な熱さや痛みに関する不快感』」をみなさんなりの感性で言い表していただいた文章を募集しています。何の目的で募集しているのかの説明は前回の記事をご参照ください。

また、この投稿フォームは、ご自身で考えた言い回しに限らず既刊の文学作品や精神医学の文献中に載せられていた当該の生理感覚の表現をお教えいただくためのフォームでもあります。

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焦燥感の表現:「蹴りたい背中」からの引用

書名:蹴りたい背中
作者名:綿矢りささん
装丁:ハードカバー版
年刊:2003年
引用文のページ数&行数:p135、ℓ10~15

引用文に至るあらすじ:主人公長谷川初実は、学校のクラス内でどのグループにも属せていない女子高生。もうすぐ夏休みが始まることに安堵しかけるが、同時に夏休みが終わった後の、より強い疎外感に思いを巡らせる。

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