【B毒の汚染】 第三章~涵養~ その1

〈第三章~涵養~〉

大荷物とともにいきなりやってきて「いつ帰るの?」と聞かれてものらりくらりかわす私に、祖母は初めは驚いていましたが、一か月ほど後に私を追って里帰りした母親とも談合があり、母親は私が人間関係に躓いたことをややほのめかしたのか、祖母にも昨年の秋に祖父の亡くなった寂しさがあったのか、とりあえず私はしばらく福島の祖母宅に置いてもらえることになりました。
私はようやく社会生活から解放されましたが、私の周囲にはなおも学生時代の負の遺産が影を落としました。 “【B毒の汚染】 第三章~涵養~ その1” の続きを読む

【B毒の汚染】 第三章~涵養~ その2

主な負の遺産の一つが「神経質」でした。
私は、高校課程の後半を経た頃から、自分で思いも寄らない極端にネガティブな着想が湧くことがあるようになったのに気がつきました。
ネガティブな発想のパターンと覚えているエピソードを以降に並べてさせていただきます。 “【B毒の汚染】 第三章~涵養~ その2” の続きを読む